2015年のモバイル広告を形作る5つの側面

アドテクノロジーは大きな改革を遂げており、今日、モバイルがその牽引役となっています。2014年はモバイル広告の年だったと言えますが、2015年はこの業界にとってさらに刺激的な1年になることでしょう。今年は以下の5つの側面に触れる機会が多くなるでしょう。これらはモバイル広告に変化をもたらすものと考えられます。

1. プログラマティック

プログラマティックは2014年の流行語となり、業界は2015年にその使用を拡大していく意向です。eMarketerによれば、アメリカのモバイルプログラマティック支出は、2014年の44%から増加して、2015年にはアメリカのプログラマティック市場の55%を占める見込みです。ブランド広告のプログラマティック化がより加速するのみならず、ネイティブ広告もまたプログラマティック化することが予想されます。

2. ファーストパーティデータ

2015年には、より良いターゲティング広告のためのデータ使用がさらに活発化する見通しです。アドテク企業が他の企業に対して明らかな優位性を保証されている点は、ファーストパーティデータへのアクセスと使用が可能であることです。これには、ブランドのみならずパブリッシャーからのファーストパーティのデータが含まれます。ファーストパーティデータは、独立したデータプロバイダーから得られる匿名データの寄せ集めであるサードパーティデータとは異なるものです。

3. ネイティブ広告の採用

ネイティブ広告フォーマットはこれまでにも話題になっており、業界では決まり文句として定着しました。しかし、今や大手パブリッシャーがネイティブ広告フォーマットに重きを置いていることから、まもなくアドエクスチェンジにおいてもこの手法が採用されるでしょう。Yahooの調査によれば、2.2倍以上の数のスマートフォンユーザーが「コンテンツが魅力的であれば、広告であっても構わない」と考える傾向にあるとのことです。ですから、両者に利益がもたらされることは間違いないでしょう。

4. クロスデバイス

一部の企業においてはある程度知られていることですが、2015年はクロスデバイスターゲティングに関して多くの展開が予想されます。これには、モバイル、デスクトップ、タブレット、そしてさらにはテレビや屋外メディア(OOH)に及ぶターゲティングが含まれます。2015年には、特にモバイルを中心とするこれらの媒体全般および周辺におけるユーザーの理解が進むことでしょう。つまり、看板で目にした広告をモバイルでも目にすることになり、後に自宅でもデスクトップ上で同じ広告のオファーを受けるということです。

5. オフライン測定

ラストマイルまでエンゲージメントを測定することは常に困難な課題でした。これに対処する能力を備えているのはモバイル媒体のみです。2015年においては、様々な手法でモバイル広告を通じたオフラインエンゲージメントの測定が行われるでしょう。最終的にこれを可能にするのは統合されたサービスです。そして、ブランドは独自のモバイル広告キャンペーンによるオフラインの成果をより明確に測定することができるのです。

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